福島県では、一人ひとりができる
「ごみ減量」と「食品ロス削減」の取組を推進しています。
福島県の1人1日当たりのごみ排出量は、東日本大震災発生直後の2011(平成23)年度から増加しており、2023(令和5)年度に、ようやく東日本大震災前の水準まで戻りましたが、それでも全国ワースト2位です。
リサイクル率については、全国ワースト6位と全国的に見ても低くなっています。
家庭から出されたごみは、焼却場で燃やされたり、最終処分場(埋立地)で埋め立てられたりします。ごみの量が増え、リサイクルされないと、私たちが利用できる資源の量が減るだけでなく、埋立地がすぐにいっぱいになって埋める場所がなくなったり、ごみを燃やす際に温室効果ガスが多く出てしまったりするなどの問題があります。
福島県のごみ排出量のうち約7割を生活系ごみが占めていることから、県では令和5年度に燃えるごみ(生活系)の組成分析調査を行いました。
その結果、生ごみが約35%と最も高い割合を占めており、古紙や容器包装プラスチックなどのリサイクル可能物が約14%含まれていました。
そのため、県では「3つの“きり”」(生ごみの水きり、料理の食べきり、食材の使いきり)の実践や「リサイクル可能物の分別の徹底」について広く呼びかけています。
「3つの“きり”」(生ごみの水きり、料理の食べきり、食材の使いきり)の実践や「リサイクル可能物の分別の徹底」を一人ひとりが行うことで、ごみを減らすことができます!ぜひ、今日からできることを始めてみましょう!

県の環境アプリでも、3R推進ウィークキャンペーンを行います。環境アプリでは、お住まいの地域のごみ収集カレンダーなどを確認することができます。さらに、3Rなどを実践するとポイントが付与され、県産品の抽選に応募できますので、楽しみながらごみ減量に取り組みましょう!